プログラミング言語や環境設定を中心としたパソコン関連の技術メモです。
主にシステム開発中に調べたことをメモしています。TIPS的な位置付けで、気が向いたときにちまちま更新していきます。
Windows PowerShell、オプションパラメータの文字列は全部書かなくても動くっぽい
結論から書くと、オプションパラメータの文字列は、一意に識別できるところまで書けば動くっぽいです。
例えば「Test-Path」コマンドのオプション「-PathType」は「-PathT」まで書けば動きます。

それでは詳細を書いていきます。

Windows PowerShell、ファイル・フォルダの存在チェック」の記事を書くために
いくつか実験をしていたときにですね。

「-PathType」と書くべきところを「-PathTyp」と書いていました。
最後の「e」が欠けちゃっていたのです。

でも、普通に動いていました。

これは……もっと、削れるんじゃね?(-∀-)

そう考えた私は、順番に一文字ずつ削ってみることにしたのです。
結果として「-PathT」まで削れましたφ(--)

20140920-05.png


「-Path」まで削ると、別の「-Path」というオプションとして扱われてしまいます。
「-PathType」は「-PathT」まで削れる、裏を返せば「-PathT」まで書けば動くようです。

これはもしかして……

オプションパラメータの文字列は、一意に決まるところまで書けば、以降は省略可能

なのでしょうかね(--?

せっかくなので、いろいろ試してみました。

まずは

Rename-Item .\hoge.txt -newName hoge_new.txt

の「-newName」を省略して「-newN」にした

Rename-Item .\hoge.txt -newN hoge_new.txt

を動かしてみましょう。
余裕でOKでしたφ(--)

20140920-06.png


次は

Move-Item .\hoge.txt hoge_new.txt -Force

の「-Force」を省略して「-Fo」にした

Move-Item .\hoge.txt hoge_new.txt -Fo

を動かしてみます。
これも余裕でOKでしたφ(--)

20140920-07.png


せっかくなので、もう一個くらいやってみましょうか。

Remove-Item hoge.txt -Recurse

の「-Recurse」を省略して「-R」にした

Remove-Item hoge.txt -R

を動かしてみますね。
やっぱり余裕でOKでしたφ(--)

20140920-08.png


うん、3つしか試していないですが、これだけやれば十分でしょう。
やっぱり

オプションパラメータの文字列は、一意に決まるところまで書けば、以降は省略可能

なようです。

これは便利ですねヾ(*´ェ`*)ノ


……と言いたいところなのですが、変に省略すると後から見直すとき大変だと思います。

一人でやっているときは良いと思うのですけどね。
他の人が見る可能性がある場合は省略しない方が無難です。
例えば新人君が「-newN」ってオプションなんだろー?と思って調べたときに
情報が出てこなかったりするかもしれません。
変に省略しないで「-newName」まできちんと書いておいた方が、親切じゃないですかね?

というわけで、結論です(--)b

Windows PowerShellのオプションパラメータは一意に識別できるところまで書けば省略表記可能!
でも後から他の人が見たときに訳が分からなくなる可能性があるからやらない方が無難!

以上でっす\(--)/
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category:● Windows PowerShell  thema:システム開発 - genre:コンピュータ  Posted by ササキマコト