プログラミング言語や環境設定を中心としたパソコン関連の技術メモです。
主にシステム開発中に調べたことをメモしています。TIPS的な位置付けで、気が向いたときにちまちま更新していきます。
Windows、「%systemroot%」と「%windir%」の違い
結論から書くと

同じだと思って良い

です。

それでは詳細……と言うほどでもないですが、詳細を書いていきます。
私の環境では

echo %systemroot%

を実行すると

C:\Windows

と表示されます。

echo %windir%

を実行しても

C:\Windows

と表示されます。

何が違うの(--?と気になったのが今回のきっかけです。
使い分けとかあるんだべか。

ほんで、いろいろと調べたのですが、結論としては

同じだと思って良い

みたいです。
こだわり派な人は「%systemroot%」を使ってください。

2つある経緯は、以下の通りです。

Windows 95やWindows 98のようなWindows 9x系では
Windowsのインストールディレクトリを表現するのに「%windir%」が使われていました。
実機で確認はしていませんが「%systemroot%」は無かったっぽいです。

それが、Windows NT/2000/XP以降のWindows NT系になると
「%systemroot%」が使われるようになりました。
ただし、Windows 9x系との互換性のあーだこーだを考え
「%windir%」も使えるようになっています。

ということで、意味合い的には

・「%windir%」:Windows 9x系用の表現(ただし、Windows NT系でも使える)
・「%systemroot%」:Windows NT系用の表現


みたいです。
表現されるものは「Windowsのインストールディレクトリ」で同じです。

なもんで、どちらを使っても結果は同じですね。
Windows NT系で使うために用意された表現は「%systemroot%」なので
こだわり派な人は「%systemroot%」を使ってください。

そんな感じ\(--)/
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category:● Windows  thema:パソコンな日々 - genre:コンピュータ  Posted by ササキマコト 

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