2016.
07.
17
22:42:26
結論から書くと
1.csh系にはビルトインコマンドの「nice」コマンドがある
2.ビルトインコマンドか否かでコマンドの書式が違う
のが原因でした。
それでは詳細を書いていきます。
ちょっくら「nice」コマンドの使い方を勉強していましてね。
試しに
nice -n 5 cd
とか、やってみたのです。
そうしたら
と怒られてしまいました。
なんでだよ!?Σ( ̄◇ ̄;と半分キレ気味で調べたところ、
以下のことが分かりました。
1.csh系にはビルトインコマンドの「nice」コマンドがある
2.ビルトインコマンドか否かでコマンドの書式が違う
ふむふむ、確かに私が使っているのはtcshです。
試しに
which nice
を実行したところ
と表示されました。
確かにビルトインコマンドの「nice」コマンドが動いていますね。
さらに
find / -name nice -print
を実行したところ
と表示されました。
「/usr/bin/nice」もあるようです。
試しに
/usr/bin/nice -n 5 cd
を実行したところ、エラーにならずに実行できました。
なるほど!
「-n」とかのオプションを指定できるのは
ビルトインコマンドじゃない方の「nice」コマンドなのですね。
その後、あれやこれやと試してみたところ、
ビルトインコマンドの方の「nice」コマンドの書式は
nice 【nice値(優先度)】 【実行するコマンド・プログラム】
だと分かりました。
例えば
nice +5 cd
や
nice -5 cd
のように指定すると、nice値が「5」や「-5」の状態で「cd」コマンドが実行されます。
なお「+」を付けないで
nice 5 cd
を実行したところ
と表示されてエラーになりました。
ビルトインコマンドの「nice」コマンドでnice値を指定する場合は
必ず「+」か「-」の符号を付けて指定してください。
駄目押しで、もう一度書いておくと
1.csh系にはビルトインコマンドの「nice」コマンドがある
2.ビルトインコマンドか否かでコマンドの書式が違う
です。
普段csh系のシェルを使っている人は、ご注意ください。
そんな感じ\(--)/
1.csh系にはビルトインコマンドの「nice」コマンドがある
2.ビルトインコマンドか否かでコマンドの書式が違う
のが原因でした。
それでは詳細を書いていきます。
ちょっくら「nice」コマンドの使い方を勉強していましてね。
試しに
nice -n 5 cd
とか、やってみたのです。
そうしたら
nice: Badly formed number.
と怒られてしまいました。
なんでだよ!?Σ( ̄◇ ̄;と半分キレ気味で調べたところ、
以下のことが分かりました。
1.csh系にはビルトインコマンドの「nice」コマンドがある
2.ビルトインコマンドか否かでコマンドの書式が違う
ふむふむ、確かに私が使っているのはtcshです。
試しに
which nice
を実行したところ
nice: shell built-in command.
と表示されました。
確かにビルトインコマンドの「nice」コマンドが動いていますね。
さらに
find / -name nice -print
を実行したところ
/usr/bin/nice
と表示されました。
「/usr/bin/nice」もあるようです。
試しに
/usr/bin/nice -n 5 cd
を実行したところ、エラーにならずに実行できました。
なるほど!
「-n」とかのオプションを指定できるのは
ビルトインコマンドじゃない方の「nice」コマンドなのですね。
その後、あれやこれやと試してみたところ、
ビルトインコマンドの方の「nice」コマンドの書式は
nice 【nice値(優先度)】 【実行するコマンド・プログラム】
だと分かりました。
例えば
nice +5 cd
や
nice -5 cd
のように指定すると、nice値が「5」や「-5」の状態で「cd」コマンドが実行されます。
なお「+」を付けないで
nice 5 cd
を実行したところ
5: Command not found.
と表示されてエラーになりました。
ビルトインコマンドの「nice」コマンドでnice値を指定する場合は
必ず「+」か「-」の符号を付けて指定してください。
駄目押しで、もう一度書いておくと
1.csh系にはビルトインコマンドの「nice」コマンドがある
2.ビルトインコマンドか否かでコマンドの書式が違う
です。
普段csh系のシェルを使っている人は、ご注意ください。
そんな感じ\(--)/