プログラミング言語や環境設定を中心としたパソコン関連の技術メモです。
主にシステム開発中に調べたことをメモしています。TIPS的な位置付けで、気が向いたときにちまちま更新していきます。
Windows7、「spoolsv.exe」とはなんぞや?
SP1をあててからなんか微妙に遅くなった我が家のWindows7さん。
仕方ないので邪魔くさいのを止めていくことに。

さて、次に調べたるは「spoolsv.exe」。

ふんふん、なるほど。
こいつは「PrintSpooler」サービスのプロセスですね。
「PrintSpooler」とはざっくり適当に言っちゃうと、
印刷内容を一時的に溜めておく仕組みです。
一度に100ページ印刷しようとしても
プリンタさんは1ページずつしか印刷できません。
1ページ目を印刷しているとき残り99ページはどうなっているのでしょう?
そうです。どこかに溜めてあるのです。
ほんで1ページ目の印刷が終わったら2ページ目の印刷が始まって、
残り98ページ分がまたどこかに溜まっている。
それの繰り返しで100ページの印刷が終わる。
イメージ的にはそんなことをやってくれているのです。
この印刷する奴を一時的に溜めてくれているのが「PrintSpooler」。

じゃあプリンタ使っていないならこのサービス止めちゃって良いのか?
理屈的に言えばOKです。
たーだーしー、ホントに使ってなければね。
例えばPDF化するソフトなんぞはよく「仮想プリンタ」なる物を使っています。
仮想プリンタを使ってPDF化する仕組みって、結局は印刷しているだけで、
紙に印刷するかPDFに印刷するかの違いなのです。
微妙に適当な説明ですがイメージとしてはそんな感じ。
この仮想プリンタもさり気なく「PrintSpooler」を使用しますよ。

他にもあんな事やこんな事があるので結論としては止めない方が無難です。
どーしても止めたい人は「PrintSpooler」サービスを停止して下さい。


ちなみにウィルスはオリジナルのプロセスの場合もあれば
既存のプロセスに偽装している場合もあります。
偽装している場合の方が多いのかしら(--?
なもんで、ウィルス対策ソフトさんが検出した場合は
例え一般的に大丈夫なはずのプロセスでも、
ファイルサイズやタイムスタンプ等から総合的に判断したって下さい。


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category:プロセス  thema:パソコンな日々 - genre:コンピュータ  Posted by ササキマコト 

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