プログラミング言語や環境設定を中心としたパソコン関連の技術メモです。
主にシステム開発中に調べたことをメモしています。TIPS的な位置付けで、気が向いたときにちまちま更新していきます。
Windows7、「System Idle Process」とはなんぞや?
SP1をあててからなんか微妙に遅くなった我が家のWindows7さん。
仕方ないので邪魔くさいのを止めていくことに。

さて、次に調べたるは「System Idle Process」。

「System Idle Process」はちょっとばっかし特殊な奴です。
そもそもプロセスじゃないという意見もちらほらと。
名前に「Process」ってついてるのに不憫な奴だなぁ。

こいつで注目されるのはCPU使用率でしょう。
よく99%とかになっていると思いますが、
これは「使っていない率」を表しています。
例えば「System Idle Process」のCPU使用率99%だった場合、
「私はまだ99%の力を残しています」です。フリーザ様的に言うと。
ちなみにフリーザ様はパソコンさんだと思いねぇ。
さて、フリーザ様がビームを出しました。
ちょっと本気を出しちゃった訳です。
「今のビームは5%くらいの力ですよ、ほっほっほ」
そうなった場合、ちょっとだけ余裕が無くなります。

元々使っていた力→1%
ビーム→0%
System Idle Process→99%

から

元々使っていた力→1%
ビーム→5%
System Idle Process→94%

になる訳です。
もちろんビームはずっと出続ける訳ではありません。
敵をやっつけてビームの役目が終わると

元々使っていた力→1%
ビーム→5%
System Idle Process→94%

から

元々使っていた力→1%
ビーム→0%
System Idle Process→99%

に戻ります。

そんな感じなので「System Idle Process」のCPU使用率が高い分には
焦る必要はありません。余裕綽々で喜ばしいことなのです。
むしろ低い時の方が注意するべきでしょう。
低いという事はフリーザ様は本気モードなのです。
さて、フリーザ様は一体何にご執心なのでしょうか?

厳密に言うとCPUは常に100%使用していて
その内不要な分を「System Idle Process」に割り当てて
そいつがうんちゃらかんちゃらですが、イメージとしてはそんな感じです。


ちなみにウィルスはオリジナルのプロセスの場合もあれば
既存のプロセスに偽装している場合もあります。
偽装している場合の方が多いのかしら(--?
なもんで、ウィルス対策ソフトさんが検出した場合は
例え一般的に大丈夫なはずのプロセスでも、
ファイルサイズやタイムスタンプ等から総合的に判断したって下さい。


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category:プロセス  thema:プログラミング - genre:コンピュータ  Posted by ササキマコト 

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