プログラミング言語や環境設定を中心としたパソコン関連の技術メモです。
主にシステム開発中に調べたことをメモしています。TIPS的な位置付けで、気が向いたときにちまちま更新していきます。
Smartyのインストール
久しぶりにSmartyを使うことになりました。
そーいやSmarty関連まとめてなかったなーと思ったので
この機会に使い方をメモっておきまする(--)ノ

最初は基本的なダウンロードとインストールについて書きますね。
今回はWindowsのxampp環境に入れますが、まぁ基本的には他の環境でも同じ。

やり方は簡単で、

1.Smartyのダウンロード
 まずは「http://www.smarty.net/download」からファイルをダウンロード。
 「Latest Stable Release」とか書いてあるのでよいです。
 2013/08/31時点の最新版は「Smarty 3.1.14」のようですね。

2.Smartyのインストール
 適当な場所に解凍するだけ(--)ノ
 いや、マジで。
 解凍したファイル群のうち「libs/」フォルダだけあれば事足りるけど
 心配だったらそのまま全部置いちゃっても良いですよ。

3.フォルダを作ってあげる
 適当な場所に以下のフォルダを作る
 ・templates/ → テンプレート置きますよフォルダ
 ・templates_c/ → テンプレートをコンパイルするときに使いますよフォルダ
 ・configs/ → 設定ファイルを置きますよフォルダ
 ・cache/ →キャッシュができますよフォルダ
 書き込み権限つけてあげてね。

で、完了\(--)/

あとは例えばこんなテンプレートを用意してφ(--)

■test.tpl
<html>
<head><title></title></head>
<body>
    {$msg}<br />
    test
</body>
</html>

こんなコードを書くとφ(--)

■test.php
<?php
    //「Smarty.class.php」をインクルード
    require_once(dirname(__FILE__) . '/smarty/libs/Smarty.class.php');

    //インスタンス作成
    $smarty = new Smarty();

    //ディレクトリ指定
    $smarty->template_dir = dirname(__FILE__) . "/templates";
    $smarty->compile_dir = dirname(__FILE__) . "/templates_c";
    $smarty->cache_dir = dirname(__FILE__) . "/cache";
    $smarty->config_dir = dirname(__FILE__) . "/configs";
    
    //表示データをアサイン
    $smarty->assign("msg", "はろーわーるど");
    
    //テンプレート表示
    $smarty->display("test.tpl");
?>

こんな風に動くφ(--)

はろーわーるど
test

コードのポイントは

1.「Smarty.class.php」をインクルード
2.Smartyのオブジェクト生成
3.テンプレートとか置くフォルダを指定
4.テンプレートを指定して読み込む

ってなところですかね。

Smartyのインストール方法の説明を見ると、
「php.ini」をいじれとか書いてあったり
他にもいろいろ設定しろと書いてある場合があります。

これは「Smarty.class.php」をインクルードするときのパスを省略できるとか、
実際のコードを書くときに楽するための小技です。
よく分からなければやらなくても大丈夫。

ついでに言うと「templates/」とか「templates_c/」とか
それっぽい名前のフォルダですが、ただの慣例です。
絶対にその名前じゃないとダメ!と言う訳ではありません。

極端な話

<?php
    //「Smarty.class.php」をインクルード
    require_once(dirname(__FILE__) . '/smarty/libs/Smarty.class.php');

    //インスタンス作成
    $smarty = new Smarty();

    //ディレクトリ指定
    $smarty->template_dir = "./";
    $smarty->compile_dir = "./";
    $smarty->cache_dir = "./";
    $smarty->config_dir = "./";
    
    //表示データをアサイン
    $smarty->assign("msg", "はろーわーるど");
    
    //テンプレート表示
    $smarty->display("test2.tpl");
?>

のようなコードを書いても動きますよ。
分かりにくくなるからやらないですけどね。

まとめますと、最低限必要なのは

1.Smartyのダウンロード
2.ダウンロードしたSmartyを適当なところに解凍

で、慣例として

3.テンプレートとか置くフォルダを作る

があって、実際にコードを書くときに楽をしたければ

4.php.iniになんか設定したりする

をやっても良いんでないかい?です。
一般的には「3.」までは最低限やりますかね。
「4.」は規模が大きいか気が向いたらやる感じです。

そんな感じ(--)ノ
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category:Smarty  thema:システム開発 - genre:コンピュータ  Posted by ササキマコト 

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