プログラミング言語や環境設定を中心としたパソコン関連の技術メモです。
主にシステム開発中に調べたことをメモしています。TIPS的な位置付けで、気が向いたときにちまちま更新していきます。
Linux、「/etc/csh.login」とはなんぞや?
ちょっくらLinuxの基礎を学び直そうと思いましてね。
気になったことを取りとめもなく調べていくことにしました。

次に調べたのが「/etc/csh.login」。

「csh」「login」っつーくらいだからcshでログインしたときの設定ファイルじゃねーの?
それでは調べてみましょうか。

ふむふむ(--)

全ユーザ共通の環境変数とか起動プログラムとかが書かれているそうです。
csh、tcshのいずれかでログインした際に読み込まれるそうな。

ポイントは「ログインした際に」読み込まれる点でしょうか。
例えばbashをログインシェルとしてログインした後で

csh

とか打ってシェルを切り替えた場合は読み込まれません。
「/etc/csh.login」はあくまでログインしたときに読み込まれるファイルです(--)b

似たような役割のファイルで「/etc/csh.cshrc」がありますが、
こちらはシェル起動時に読み込まれます。
ログインシェルに設定していなくてもシェルを起動すれば読み込まれるわけです。

まとめると「/etc/csh.login」は全ユーザ共通の環境変数とかが書かれているファイルです。
csh、tcshでログインした際に読み込まれます。
sh、bash、ksh、zshでログインしたときは読み込まれません。
ログイン時に読み込まれるファイルなので、ログイン後にシェルを変更しても読み込まれません。

完了\(--)/
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category:ファイル/ディレクトリ  thema:パソコンな日々 - genre:コンピュータ  Posted by ササキマコト 

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