プログラミング言語や環境設定を中心としたパソコン関連の技術メモです。
主にシステム開発中に調べたことをメモしています。TIPS的な位置付けで、気が向いたときにちまちま更新していきます。
Linux、「/etc/ntp.conf」とはなんぞや?
ちょっくらLinuxの基礎を学び直そうと思いましてね。
気になったことを取りとめもなく調べていくことにしました。

次に調べたのが「/etc/ntp.conf」。

そのまんまntpで使う設定ファイルだべ?
それでは調べてみましょうか。

ふむふむ(--)

ntpdで使う設定ファイルですね。
ちなみに「ntpd」は時刻の同期を取るサーバプログラムね。

中身はあれやこれやと書いてありますが、あまり気にする必要はありません。
強いて言えば

server hoge1.example.com
server hoge2.example.com

のように書かれている部分でしょうか。
「server うんちゃら」の部分で、時刻の問い合わせ先を指定します。

また

restrict 127.0.0.1

のように「restrict かんちゃら」の部分で、アクセス許可を記述します。
「restrict」は「制限する」という意味の英語ですが、
上記のようにオプション未指定時はアクセスが「許可」されます。
英語の意味に騙されないようにご注意ください。

例えば

restrict 127.0.0.1 ignore

のようにオプションを指定すれば、動きはオプションで指示した通りになります。
オプションは、例えばこんな感じφ(--)

オプション説明
ignoreシカトするよ
nomodify問い合わせには答えるけど、変更しろって命令は無視するよ
notrust古い奴:問い合わせには答えるけど、おまえの持ってる時刻情報は参考にしないよ
新しい奴:認証を受けていない奴とは通信しないよ
nopeer相互に同期しないらしいけど、よく分からん
noquery時刻に関する問い合わせ以外は無視するよ。余計なこと訊いてくんな
kodあんまりしつこく問い合わせしてくる奴には怒るよ。
kodパケットをぶつけてやるから、そいつを受け取った奴はアクセスを止めやがれ!

ちなみに「restrict」は、複数行記述できて、後優先ね。
そのため、最初に全部拒否って後から必要な分だけ許可するのが基本です。

それ以外は特に気にしなくても大丈夫だと思います。

まとめると「/etc/ntp.conf」は時刻同期プログラムntpが使う設定ファイルです。
特に中身をいじくる機会は無いと思いますが、詳細はntpd関連のドキュメントをご覧ください。

完了\(--)/
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category:ファイル/ディレクトリ  thema:パソコンな日々 - genre:コンピュータ  Posted by ササキマコト 

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