結論から書けば、マクロを書いたブックを用意して
メニューの「表示」の中に（多分）ある「表示しない」を押して


の名前で


に保存すればOKです。
PERSONAL.XLSB（もしくはPERSONAL.XLS）の中のマクロがすべてのブックに反映されます。

きっかけは

ExcelVBA、ブックを閉じるときに自動的に上書き保存する

の記事でした。

ブックを自動保存するマクロを作ったのですが、いちいち個別のブックに埋め込むのは面倒でですね。
すべてのブックに一括で反映したかったのです。

そんなことできるのかな～（－－？と思ったのですが、できました。

まずは


もしくは


という名前のExcelファイルを用意します。
※以降「PERSONAL.XLSB」として説明しますが「PERSONAL.XLS」も同じです。

次に、PERSONAL.XLSBの中にお好きなマクロを記述します。

その後、Excelメニューの「表示」の中に（多分）ある「表示しない」を押して
シートを非表示にしちゃいます。

あとは保存して


に放り込みます。

そうすると、このPERSONAL.XLSBに埋め込んだマクロがすべてのブックに反映されるのです。

ちなみにPERSONAL.XLSBに保存するマクロ内で「ThisWorkbook」を使っている場合はご注意ください。
「ThisWorkbook」は「PERSONAL.XLSB」を指します。

例えばブックを閉じるときに強制的に上書き保存する


なコードを埋め込んだとします。

普通のブックに埋め込むときはこれでOKです。

ですがPERSONAL.XLSBに埋め込むときは、このままでは期待通りの動作をしません。
「ThisWorkbook」を「ActiveWorkbook」に変えて


のようにしてあげる必要があります。

ExcelVBA、ブックを閉じるときに自動的に上書き保存する

の記事からの繋がりで書いたので「ThisWorkbook」を例に出しましたが、
他にも同じようなのが恐らくあるでしょう。

マクロをPERSONAL.XLSBに移植する際は動作確認を頑張ってくださいね。

ってなところで、マクロをすべてのブックに適用するやり方の説明、完了＼（－－）／