2014.
09.
05
18:16:45
まず最初に
「TrustedInstaller」は「Administrator」より偉い奴
です。
いわばWindowsパソコンさんの最高権力者ですね。
こいつの支配下にあるファイルを、他の人がいじることはできません。
変更するなんてもってのほかです。だって偉いんだもん。
そいつのファイルを変更してやろう、というのが今回のテーマです。
結論を先に書くと
1.ファイルの所有者を変更する
2.ファイルのアクセス権を変更する
の順番で作業すれば、ファイルを編集できるようになります。
とはいえ、所有者が「TrustedInstaller」のファイルは、Windowsさん的には変更されたくないファイルです。
皆さんが間違って変更したり削除したりしないためにわざわざ「TrustedInstaller」が所有しているのです。
それを変更するのですから、ある程度腹をくくってくださいね。
それでは詳細を見ていきましょう。
そもそものきっかけは
Windowsのサービス「Windows Audio Endpoint Builder」とはなんぞや?
の記事を書いたときのことです。
実験の一環として
のファイル名をリネームしようとしたところ
と怒られてしまいました。

プロパティの「セキュリティ」タブを見ると、確かに変更権限があるのはTrustedInstallerだけのようです。

「仕方ない。権限を追加してやるか」と思い「編集(E)...」ボタンを押したところ……

編集も追加もできなくなっていましたφ(--;

さぁ、どうする?
先に結論を書いてしまったのでネタバレしちゃっていますが、
ファイルの所有者を変更してからアクセス権を変更すれば、
ファイルを編集できるようになります。
それでは早速、やってみましょう。
なお私の環境はWindows 7 Ultimateです。
以下の手順はWindows 7 Ultimateの場合のやり方です。
バージョンによって細かい違いが出てくると思いますので、
違うバージョンの方は適当に読み替えてください。
まず、プロパティの「セキュリティ」タブで「詳細設定(V)」ボタンを押しますφ(--)

「セキュリティの詳細設定」画面が開くので「所有者」タブをクリックしますφ(--)

「編集(E)...」ボタンを押しますφ(--)

「所有者の変更(O):」欄内の一覧から選択、もしくは「他のユーザまたはグループ(U)...」ボタンを押して
所有者を変更しますφ(--)


OKを押すとなんか警告文が出ますが、無視してOKを押しますφ(--)

これで所有者が変更されました。
アクセス許可の編集もできるようになっているはずです。
プロパティの「セキュリティ」タブで「編集」ボタンを押すと、
今度は「追加」「削除」できるようになっています。


あるいは「セキュリティの詳細設定」画面の「アクセス許可」タブから設定しても構いません。
「アクセス許可の変更(C)...」ボタンを押して、適当に設定してください。

これで完了です。
所有者を変更して、アクセス権を付ければ、あとは普通のファイルと同じように扱えます。
私も無事に「audiosrv.dll」の名前を変更できましたφ(--)

なお、一度所有者を変更したファイルの所有者を再び「TrustedInstaller」に戻すことも可能です。
やり方は別記事
Windows、ファイルの所有者を「TrustedInstaller」に戻す
をご覧ください。
繰り返しになりますが、これらのことをやる場合はすべて自己責任で行ってくださいね。
そもそも所有者が「TrustedInstaller」のファイルは、Windowsさん的には変更されたくないのです。
皆さんが間違って変更したり削除したりしないためにわざわざ「TrustedInstaller」が所有しているのです。
それを変更するのですから、ある程度のリスクは覚悟してください。
ってなところで、所有者が「TrustedInstaller」のファイルの変更、完了\(--)/
「TrustedInstaller」は「Administrator」より偉い奴
です。
いわばWindowsパソコンさんの最高権力者ですね。
こいつの支配下にあるファイルを、他の人がいじることはできません。
変更するなんてもってのほかです。だって偉いんだもん。
そいつのファイルを変更してやろう、というのが今回のテーマです。
結論を先に書くと
1.ファイルの所有者を変更する
2.ファイルのアクセス権を変更する
の順番で作業すれば、ファイルを編集できるようになります。
とはいえ、所有者が「TrustedInstaller」のファイルは、Windowsさん的には変更されたくないファイルです。
皆さんが間違って変更したり削除したりしないためにわざわざ「TrustedInstaller」が所有しているのです。
それを変更するのですから、ある程度腹をくくってくださいね。
それでは詳細を見ていきましょう。
そもそものきっかけは
Windowsのサービス「Windows Audio Endpoint Builder」とはなんぞや?
の記事を書いたときのことです。
実験の一環として
%WINDIR%\system32\audiosrv.dll
のファイル名をリネームしようとしたところ
このファイルを変更するには、TrustedInstaller からアクセス許可を得る必要があります。
と怒られてしまいました。

プロパティの「セキュリティ」タブを見ると、確かに変更権限があるのはTrustedInstallerだけのようです。

「仕方ない。権限を追加してやるか」と思い「編集(E)...」ボタンを押したところ……

編集も追加もできなくなっていましたφ(--;

さぁ、どうする?
先に結論を書いてしまったのでネタバレしちゃっていますが、
ファイルの所有者を変更してからアクセス権を変更すれば、
ファイルを編集できるようになります。
それでは早速、やってみましょう。
なお私の環境はWindows 7 Ultimateです。
以下の手順はWindows 7 Ultimateの場合のやり方です。
バージョンによって細かい違いが出てくると思いますので、
違うバージョンの方は適当に読み替えてください。
まず、プロパティの「セキュリティ」タブで「詳細設定(V)」ボタンを押しますφ(--)

「セキュリティの詳細設定」画面が開くので「所有者」タブをクリックしますφ(--)

「編集(E)...」ボタンを押しますφ(--)

「所有者の変更(O):」欄内の一覧から選択、もしくは「他のユーザまたはグループ(U)...」ボタンを押して
所有者を変更しますφ(--)


OKを押すとなんか警告文が出ますが、無視してOKを押しますφ(--)

これで所有者が変更されました。
アクセス許可の編集もできるようになっているはずです。
プロパティの「セキュリティ」タブで「編集」ボタンを押すと、
今度は「追加」「削除」できるようになっています。


あるいは「セキュリティの詳細設定」画面の「アクセス許可」タブから設定しても構いません。
「アクセス許可の変更(C)...」ボタンを押して、適当に設定してください。

これで完了です。
所有者を変更して、アクセス権を付ければ、あとは普通のファイルと同じように扱えます。
私も無事に「audiosrv.dll」の名前を変更できましたφ(--)

なお、一度所有者を変更したファイルの所有者を再び「TrustedInstaller」に戻すことも可能です。
やり方は別記事
Windows、ファイルの所有者を「TrustedInstaller」に戻す
をご覧ください。
繰り返しになりますが、これらのことをやる場合はすべて自己責任で行ってくださいね。
そもそも所有者が「TrustedInstaller」のファイルは、Windowsさん的には変更されたくないのです。
皆さんが間違って変更したり削除したりしないためにわざわざ「TrustedInstaller」が所有しているのです。
それを変更するのですから、ある程度のリスクは覚悟してください。
ってなところで、所有者が「TrustedInstaller」のファイルの変更、完了\(--)/