プログラミング言語や環境設定を中心としたパソコン関連の技術メモです。
主にシステム開発中に調べたことをメモしています。TIPS的な位置付けで、気が向いたときにちまちま更新していきます。
Windows7、「MRT.exe」とはなんぞや?
ふと気付いたら我が家の3号機パソコンさんで、ひょっこりお仕事していた謎のプロセス。
その名も「MRT.exe」。

あれ?こんなプロセスいたかな。なんだべ(--?

……と気になったので、調べてみました。
Google先生、よろしくお願いしまっす(-人-)

ふむふむ(--)

「MRT.exe」はマイクロソフトさんの配布している
「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」のプロセスだそうです。
セキュリティ関連の何かってことですか。
マイクロソフトさんの配布しているものなら、素性は確かですかね(--ゞ

MRT.exeの実体は、

C:\Windows\System32\MRT.exe

にあります。
その他の場所にある場合はご注意ください。

悪意のあるソフトウェアの削除ツールは、基本的には手動で動かすソフトですが、
Windows Updateで更新されたときに自動的に実行されるようです。
それに伴い、MRT.exeも、Windows Updateのときに一時的に登場することはあります。
用事が終わればいなくなるはずです。

常駐する類のプロセスではないようなので、
常に居座っているようであれば、注意した方が良いかもしれません。
念のためにウィルススキャンをしてあげてください。

なお、悪意のあるソフトウェアの削除ツールは、
コマンドプロンプトで「MRT.exe」と入力して実行するか、
スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」に「MRT.exe」と入力して実行するか、
あるいは「C:\Windows\System32\MRT.exe」を直接ダブルクリックすることで起動できます。

起動するとこんな画面が表示されますよφ(--)

20150617-01.png


あとは適当に「次へ」ボタンを連打すれば実行されます。

また、MRT.exeの実行結果は

C:\Windows\debug\mrt.log

に保存されます。
「mrt.log」を見ることで「あー、いつ動いたんだなー」ということを知ることができます。

「mrt.log」には、動かした覚えが無いのに実行ログが記録されている場合もあるかと思います。
恐らくWindows Updateのタイミングで実行されたものなので、あまり気にする必要はありません。
私も「あれ?なんで勝手に動いているの?」と一瞬ビビりましたけどね。
どうやら勝手に動くこともあるようです。

最後にもう一度まとめておきますね。
「MRT.exe」は「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」のプロセスです。
常駐する類のプロセスではないので、一時的に登場する分には、あまり気にする必要はありません。
ずっと居座り続けていたり、ファイル自体が変なところにある場合は、
念の為にウィルススキャンをしてあげてください。

そんな感じ\(--)/


ちなみにウィルスはオリジナルのプロセスの場合もあれば
既存のプロセスに偽装している場合もあります。
偽装している場合の方が多いのかしら(--?
なもんで、ウィルス対策ソフトさんが検出した場合は
例え一般的に大丈夫なはずのプロセスでも、
ファイルサイズやタイムスタンプ等から総合的に判断したって下さい。
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category:プロセス  thema:パソコンな日々 - genre:コンピュータ  Posted by ササキマコト 

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